固定資産税を払ってきました。

固定資産税のカラクリ。少しご説明します。

今年も、固定資産税を納める季節がやってきました。
10連休だった為、10連休明けに、第一期分を納めてきました。
うちは、新築で6年前に建てましたが、5年目の去年から、固定資産税が、年間2倍近く値上がりしました。痛いですね。


新築住宅には、初年度から3年間~5年間固定資産税が2分の1減額になる軽減措置があります。この期間を過ぎてしまったので、高くなってしまったんですね。
また、土地にも、建物が建っているため、6分の1軽減措置があります。こちらは、建物が存在する限り、ずっと減額されます。

正確には、
住宅1戸当たり200平方mまでの部分は「小規模住宅用地」として、固定資産税が6分の1
住宅地の200平方mを超える部分は「一般用住宅地」として、固定資産税が3分の1

なので、
相続等で、空き家を所有されている方等、土地の活用が決まってから解体をしないと、上記の減額を受けられない状態で、高い固定資産税を払い続けなければならなくなります。
ただし、建物があっても、崩壊寸前のような建物で、行政から「特定空き家」に指定されてしまうと、上記の減額を受けられなくなります。
※日向市でも、今年1月から認定基準を策定したとのことで、必要があれば、指定していくとのことです。

4月に、固定資産税通知書がお手元に届いていると思いますが、明細書を確認されていますか?
なんと、平成21~23年度の3年間に課税誤りの修正を行った自治体は97%もあったそうです。(「固定資産税及び都市計画税に係る税額修正の状況調査結果」総務省)
一度、お手元に届いたら、中身を確認されることをお勧めします。

・所有していない土地、建物の課税はないか?
・土地の面積等、間違いはないか?
・軽減措置が必要な場合、きちんとされているか?
等。もし、間違いを見つけた場合は、行政の担当者に伝えます。

固定資産税通知書が届いたら、毎年ご自身の資産確認をする良い機会かもしれません。
もし、活用のご予定のない土地、建物等、ございましたら、
是非、ご相談ください。無料査定もしております。

固定資産税のしおり
固定資産税について詳しく説明されてます。
日向市ホームページより。
2019/5/13