住宅ローン、いろんな商品あるけど何が違うの?その1

まずは、固定金利と変動金利について

家を購入する場合、ほとんどの人が住宅ローンを借りることになると思います。
今が超低金利で、『借りるなら今です!』
なんてキャッチフレーズを耳にすることも多いかと思います。
ホントにそのとおりです。
今の低金利を有効に活用しましょう。

まずは、住宅ローンの金利について。
固定金利・変動金利とは?

「全期間固定金利」融資を受けた時点の金利が、借入をしたときから完済するまで変わりません。
フラット35があげられます。
他の金利タイプに比べると金利がやや高いですが、将来の計画がたてやすい等、安定を選ぶならこのタイプです。

「固定金利選択型」借入当初から金利が一定期間固定されます。期間満了後は、再度、固定金利選択型を利用するか、変動金利型へ移行するかを決めます。
銀行独自のいろいろなサービスがありますね。
ちなみに、よく選ばれているのが、「10年固定金利」です。
今の低金利が10年固定されるので、安心です。
但し、固定期間満了時に返済計画を組み直すため、先々の負担が大きく変わる可能性もあります。

「変動金利型」金利は年2回見直されますが、返済額は5年ごとに見直します。この間の利息等過不足分は6年目以降の返済額で調整されます。
金利は一番低いですが、金利が上昇した場合のリスクがあります。積極的な繰り上げ返済等の対応が必要です。

借入額や、返済期間により、どのタイプが良いかそれぞれだと思いますが、目先の金利の安さだけにまどわされずに、人生設計を考えながら、選ぶことが重要ですね。

2019/6/8