LDKに変わる新しい間取りとは?

最近の一般的な住宅の間取りといえば、
リビング・ダイニング・キッチンの一体化したLDKが主流です。
その時代の生活や家族構成により、間取りもいろいろ変化しています。
例えば、昭和の間取りでよく目にするのが、2間続きの和室
「本家」といわれる家では、親族が集まる場面も多く、今でも、そのような習慣があるところでは、2間続きの和室は必要ですね。
ただ、近年の核家族化、利用できる土地も限られている現状では、なかなか難しい間取りです。
今のLDK。皆さん使いやすいですか?
リビングが一緒になっているので、家事をしながら家族とつながれる。という使いやすさを感じていましたが。
この間取りをさらに、進化させた新しい間取りをみつけました。
「広がる通り道」と題された間取りです。
マンションの角部屋を想定したこの間取りは空間を、
「水回り」「寝室」「それ以外」
に分けて、分け方も可動式のパネルを使い、時と場合により、
ゆるく分ける。というコンセプト。
―共働き世帯の増加で、それぞれが忙しい日常で、家にいる時は出来るだけ家族とつながっていたい。―
いいですね。うちの場合、子供部屋はありますが、集中して勉強したい時以外は、ほとんどつかっていないようです。
このような間取りだと、家族は、身支度・家事・睡眠以外は、いつも家族と同じ空間にいる感じです。
また、子供が独立した後の使い方も、いろんな用途に使えそうです。
間取り図好きな私ですが、今日は、これからインテリアコーディネーター協会主催のCGパースセミナーに参加してきます。
結果は後日、ご報告しますね。

≪第8回≫三井住空間デザイン賞
広がる通り道
2019/8/7